【作成から共有まで】GoogleのJamboardをタブレットで使ってみよう!

Jamboardとは、Googleが開発したクラウドで動作する55インチのデジタルホワイトボード。
これを使えば、ミーティングなどで書き込んだ内容を、遠隔地にいる人ともリアルタイムで共有することが可能になります。
そんなJamboardですが、実は本体がなくても、PCやタブレットといった手持ち端末上で使うことができます。
今回は、タブレットでJamboardを活用する方法を紹介します。

クラウド型ホワイトボードJamboardとは

Google公式ホームページより

Jamboardは2018年に発売されたばかりの商品なので、どのような製品か、ご存知ない人も多いかもしれませんね。
まずは、Jamboardについて、簡単にご紹介します。

Googleが開発したクラウド型ホワイトボードJamboard

Jamboard(ジャムボード)は、 Google のクラウド技術が集結されたクラウド型のホワイトボードです。
ミーティングやブレストの時に専用のペンを使用してJamboardに文字や図を書き込むと、遠隔にいる人ともリアルタイムに内容を共有することができます。
今までホワイトボードの写真を撮ってメンバーと共有をしていた人も多いかもしれませんが、Jamboardがあればそのような作業は不要です。
Googleのサービスは、主にアプリを立ち上げてパソコンやタブレットなどで使用するものが多いので、少し斬新に感じるかもしれませんね。

ミーティングの板書をクラウド経由で共有が可能。チームメンバーとインタラクティブな共同作業ができる

今まで、遠隔地にいるメンバーとミーティングをするときは、ハングアウトを利用してビデオ通話するケースが多かったのではないでしょうか。
ハングアウトを利用すれば円滑にコミュニケーションを取ることは可能でしたが、ホワイトボードの画面まではリアルタイムに共有できませんでした。
その点にもどかしさを感じている人はJamboardを導入してみてはいかがでしょうか。
Jamboardが共有されたユーザーは、遠隔地にいても即時に自分の端末でホワイトボードを見ることができて、さらに編集をすることも可能になります。

本体がなくてもJamboardのファイル Jamは使うことができる

ミーティングにイノベーションを巻き起こす可能性を秘めたJamboardの本体価格は、 ¥640,000(Jamboard ディスプレイ 1 台、タッチペン 2 本、消しゴム 1 個、壁掛け用マウント 1 台を含む)から。
Jamboardを使ってみたいけど、本体を買うのは少しハードルが高いと思った人は、自分のパソコンやタブレットからJamboardのファイルJam(以下Jam)を使ってみませんか。

え、Jamboard本体がなくても使えるの?と驚いてしまうかもしれませんが、パソコンやタブレットからでもJamを使うことが可能です。
ホワイトボードの記録をデジタルで残しておきたい人や、遠隔地にいるメンバーと打ち合わせをすることが多い人は、いますぐ手持ちの端末からJamを立ち上げてみましょう。

タブレットでJamはどこまで操作できるのか

今回は、パソコンと比べてJamboardの使い勝手が良いタブレットでの操作について書いていきます。
まずは、Jamboardのアプリを使ってどんなことができるのか把握しておきましょう。

※端末の最小要件

Android – Android 6.0 Marshmallow 以降を搭載するタブレット
Apple® iOS® – iOS 9 以降を搭載する iPad®

タブレットでは主にこんなことができます。

【Jam を作成する】

Jam(ドキュメント)を新規作成できます。

【Jam を編集する】

自分が作成したJamを編集できます。権限がある場合は他のユーザーが作成したJamの編集も可能です。

【Jam セッションに参加する】

他のユーザーとリアルタイムでJamファイルを作成することをJamセッションといいます。
Jamセッションに参加するためには、近くのJamセッションにBluetoothで接続するか、遠隔にいる場合はJamに招待をしてもらう必要があります。

【共有 Jam を開く】

権限があれば、他のユーザーが作成した共有Jamを閲覧、編集できます。

【Jam を共有する】

他のユーザーとJamを共有できます。

【アクセスコードを有効にする】

アクセスコードを有効にすると、企業ドメイン内のユーザーであれば、誰でもこのアクセスコードで参加できます。

【JamのPDFを送信する】

JamをPDF化してメールなどで送ることができます。

タブレットではざっとこのような操作が可能になっています。今回はこの中でも特にJamファイルの作成から共有までにフォーカスをしてみましょう。

実際にJamファイルを作成してみよう

タブレットのJambordアプリでどんなことができるのか、ご理解いただけたでしょうか。
続いて、タブレット上でのJamの新規作成から編集までの操作方法をみていきましょう。

Jamboardを始めるには

Jamboardをタブレット上で使用する場合は、Jamboardのアプリをダウンロードしましょう。
Android 搭載のタブレットの場合、Play ストアからアプリをダウンロードします。
Apple iOS 搭載のタブレットの場合、App Store® からアプリをダウンロードします。
※Jamboardで検索

PCで使用する場合は、Googleアプリ一覧から選択するか、https://jamboard.google.com からアクセスします。

アプリがダウンロードされたら、Jamboardのアイコンをタップしてトップ画面を開きます。
Jamを新規作成するには、トップ画面の+ボタンをタップし、その次に[新しいJam]をタップしましょう。

タブレットで使えるJamboardの機能

Jamは、左側のツールバーを操作して編集をします。
ツールバーの機能について説明していきます。

1.描画ツール
描画ツールのペンを選択すると、指やタッチペンで描画することができます。

2.消去ツール
消しゴムを選択すると、指やタッチペンで消去することができます。複数の指を使用すると、消しゴムが大きくなります。
注)消しゴムは、描画ツールで描かれたのみ利用できます。オブジェクトを消去したい場合は、そのオブジェクトを押し続けてフレームの下にのゴミ箱アイコンにドラッグします。

3.パレットツール
描画の際の色を選択できます。

4.選択ツール
選択ツールを選択すると、指やタッチペンを使用して、選択したい範囲を枠線で囲むことができます。枠線で囲った範囲をドラッグしてフレーム内を移動したり、ピンチでサイズを変更したりできます。選択ツールは、オブジェクト レイヤと描画レイヤで利用できます。
※Webビューアの場合、現時点ではオブジェクトレイヤのみ選択が可能です。

5.メモツール
付箋のようなテキストのメモを Jam に追加できます。メモをダブルタップすると、テキストの編集や色の変更ができます。メモを複製するには、メモを押し続けてから右上にあるコピーアイコン コピー をタップします。

さらにツールを表示する場合はその下の+をタップします。

注)こちらはタブレットのアプリで使用できる機能になります。Webビューアを使用する場合、一部機能に制限があります

6.ドライブ ファイルを追加ツール
ドライブからファイルを追加できます。
※この機能はJamboard 本体とWebビューアにはありません。現時点では、アプリ内にのみ存在します。

7.ウェブを検索ツール
ウェブ検索ツールを選択すると、テキストを入力して情報を検索することができます。
※この機能は現時点ではWebビューアにはありません

8.画像を検索ツール
画像を検索ツールを使用すると、オンライン上の著作権フリーの画像を探すことができます。
※この機能は現時点ではWebビューアにはありません。

9.ステッカーやステンシルを挿入
ツールを選択すると、ギャラリーの画像を Jam に追加できます。フレームに追加するステッカーは、サイズ変更や移動が可能なオブジェクトになります。
※この機能は現時点ではWebビューアにはありません。

10.写真を撮影
写真を撮影ツールを選択すると、Jam に画像を追加できます。端末に保存されている画像も、新規で撮影した画像も使用可能です。
※Webビューアで使用する場合、現時点では新規の撮影はできません。

注)こちらはタブレットのアプリで使用できる機能になります。Webビューアを使用する場合、一部機能に制限があります。

描画ツールと消去ツール

【描画ツールで文字や図を描く】

まずは描画ツールでJamboard上に文字や図を描いてみましょう。
サブメニューからさらに細かくツールを選ぶことができます。
用途や好みに合わせて、描画ツールを使い分けてみてくださいね。

下記はペン、マーカー、蛍光ペン、ブラシ、手書き入力の認識でそれぞれ実際に描いたものになります。
手書き入力の認識で文字を書くと、手書きがテキストに変換され、オブジェクトになります。
※手書き入力の認識機能は、現時点ではWebビューアにはありません。

図形認識ツールを使用すると、手書きの図形をオブジェクトとして認識します。
※図形の認識機能は、現時点ではWebビューアにはありません。

Auto Drawを使用すると、手書きで描いたものに近いオブジェクトが下に表示されます。
※Auto Draw機能は現時点ではWebビューアにはありません。

消去ツールを使用すると、描画ツールで描かれたものを消すことができます。オブジェクトを消去したい場合は、そのオブジェクトを押し続けてフレームの下にのゴミ箱アイコンにドラッグします。

パレットツール

パレットツールから、描画やオブジェクトの色を選ぶことができます。

選択ツール

選択ツールを使用するとオブジェクトを移動することができます。
オブジェクトを削除するときも移動ツールを使用しましょう。
描画したものを移動するときは、移動ツールでターゲットを選択し、ドラッグします。
※Webビューアの場合、現時点ではオブジェクトレイヤのみ選択が可能です。

メモツール

メモツールでは、付箋のようなメモを画面上に挿入することができます。
メモの色は5色用意されています。

その他オブジェクトを追加する

Google、ウェブ、端末などから写真などのファイルを挿入することができます。
こういった操作は、アナログなホワイトボードではできないので、画像を活用してボードを充実させましょう。

作ったJamを共有する

作成したJamを他のユーザーに共有してみましょう。
この操作は、普段G Suiteを使用してるユーザーにはおなじみの内容になりますが、おさらいの意味も含めて見ていきましょう。

JamをG Suiteユーザーと共有する方法

Jamを他のG Suiteユーザーと共有するには、右上の三点リーダー⋮をタップして[ユーザーを追加]を選択します。

共有したいユーザーのメールアドレス(G SuiteまたはGmailのアドレス)を[メール]と記載された枠に入力します。閲覧のみ可能にするか、編集も可能にするかは、その右のプルダウンから選択ができます。
共有されたユーザーにはメールが届き、さらにJamboardトップ画面にも共有されたJamが表示されます。

PDFで共有する

作成したJamはPDFに書き出して共有することも可能です。
右上の三点リーダー⋮をタップして[JamをPDF形式で共有]を選択します。

PDFのエクスポート(書き出し)が始まります。
エクスポートが完了したらLINE、メールなど、任意の方法でファイルを送信しましょう。

【まとめ】本体があればさらに使い勝手は◎

この記事を読んでいただいて、Jamboardはタブレットのアプリでもかなり使い込めると感じていただけたのではないでしょうか。
しかし、ある程度の人数で打ち合わせをする場合は、大画面のホワイトボードとして使えるJamboardが格段に便利です。
特にJamペンが秀逸で、まるで本物のホワイトボードに書いているかのような滑らかな描き心地を味わうことができます。
大画面の上解像度も4Kあるため、ボードから離れて座っている人でもストレスなく画面を見ることが可能です。
付属のイレイサーを使えばであればサクサク消すことができる上、液晶画面も一緒に掃除できます。

まずは、タブレットやPCでJamboardを試してみて、そのポテンシャルを最大に生かしてみたいと思ったら、本体の購入を検討してみるものいいかもしれませんね。

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