Google ドライブや Meet が使える! Google Workspace Essentials(エッセンシャルズ)でできること
公開 2020.07.28
更新 2021.01.04

業務効率の向上をサポートする
Google のビジネスソリューション ・ Google Workspace。
- 「まずは Google ドライブを活用したワークフローを導入したい。」
- 「Google Meet を組織で使用したい。」
この記事では、そんな人におすすめの Google Workspace Essentials について紹介します。
目次
Meet や大容量の共有ストレージが使える! Google Workspace Essentials (エッセンシャルズ)とは

Google Workspace Essentials とは
Google Workspace Essentialsとは、
- Google Meet のビデオ会議
- Google ドライブのファイル ストレージ
- 共同編集可能なドキュメント エディタ(Google スプレッドシート/ドキュメント/スライド)を利用できるビジネスのソリューション。
Google Workspace Essentials の核となる機能を利用することが可能です。
Google Workspace Essentials はこんなユーザーにおすすめ
Google Workspace はこのようなユーザーにおすすめのサービスです。
- Office 365 などの別のメールおよびカレンダー ソリューションを導入済みだが、円滑なコラボレーションのために Google ドライブ、Meet、Google のドキュメントエディタを併用したい。
- リーズナブルな予算で、大容量(2TB〜)かつ、チーム単位でファイルの保存、検索、および、ファイルへのアクセスができるオンラインストレージを導入したい。
Google Workspace Essentials の料金
Google Workspace Essentials はアクティブ ユーザー 1 人あたり月額8米ドル(約850円)で利用可能です。
Google Workspace (旧G Suite)との違い
Google Workspace Essentials は、従来からある Google Workspace (旧G Suite)と何が違うのでしょうか?
違いについてまとめてみました。
Google Workspace Essentials | Google Workspace Business Starter | |
---|---|---|
料金 | 1ユーザーあたり8ドル/月 | 1ユーザーあたり680円/月 |
使えるサービス |
|
|
Google ドライブ容量 | ドメイン全体2TB+1ユーザーごとに100GB
※ユーザーごとに付与されるストレージ容量は合計2TBが上限
|
1ユーザーあたり30GB |
その他の特徴 | チームで運用する共有ドライブの利用が可能 | 共有ドライブを利用するには Business Standard 以上に加入 |
Google Workspace Essentials の注意点
Google Workspace Essentials には何点か注意点があるので、確認した上で利用を申し込むようにしましょう。
企業ドメインのメールアドレスが必要

Google Workspace Essentials を申し込むには、企業ドメイン(独自ドメイン)のメールアドレスが必要です。Gmail などのフリーメールでは申し込みができないのでご注意ください。
クレッジットカード情報の登録が必要

申し込みの際に有効なお支払い方法(クレジットカードなど)の登録を行う必要があります。
もし、登録後に解約をしたくなった場合は、
[管理]→[お支払い]→[プランの選択]→[サブスクリプションをキャンセル]
からいつでも解約可能です。
Gmail や Google カレンダーは使用できない

Google Workspace Essentials では、Gmail や Google カレンダーの機能は利用できません。
スケジューラーから Meet の会議をセッティングしたい場合は、Outlook の Meet 用プラグインが使用できます。
プラグイン : Google Meet Add-In
Google Workspace Essentials でできること
それでは、実際に Google Workspace Essentials でどんなことができるのか詳しくみていきましょう。
Meet を使用したWeb会議

Google Workspace Essentials では150人まで参加可能なWeb会議が可能です。
また、会議に参加できないチームメンバーのために、ビデオ会議を録画して Google ドライブに保存することもできます
ドライブ ストレージとファイル共有

Google Workspace Essentials のユーザーには、どのデバイスからでもコンテンツを保存、共有、アクセス可能な Google ドライブのストレージが割り当てられます。
具体的な容量はドメイン全体2TB+1ユーザーごとに100GBとなります。
※ユーザーごとに付与されるストレージ容量は合計2TBが上限となります。
また、Google Workspace Essentials では、チームでデータを所有できる「共有ドライブ」の利用が可能。
共有ドライブ内のファイルは個人ではなくチームが所有するため、チームのメンバーが退職してファイルにアクセスができなくなる、といったトラブルの心配はありません。
共有ドライブについてはこちらもご参照ください
Google Workspace Essentials に登録してみよう
それでは、最後に実際に Google Workspace Essentials に登録する方法について紹介します。
Google Workspace Essentials に登録するときに用意するもの

Google Workspace Essentials に登録する際は、企業ドメイン(独自ドメイン)のメールアドレスと、有効なクレジットカードを用意しておきましょう。
Gmail などのフリーメールでは登録できないのでご注意ください。
Google Workspace Essentials の登録方法
それでは実際に Google Workspace Essentials に登録してみましょう。
Google Workspace Essentials は Web から申し込みが可能です。
※画像は旧 G Suite のものとなっていますが、登録方法は同様です。
- メールアドレスの入力
[仕事用メールアドレス]と書かれている箇所に独自ドメインのメールアドレスを入力し、「次へ」をクリック
- メールアドレス確認
入力したメールアドレス宛にメールが届くので、「メールアドレスの確認」と記載されたボタンをクリック。
- 個人情報の登録
入力フォームが開くので、情報を入力し、「次へ」をクリック。
- パスワードの設定
パスワードを設定し、「私はロボットではありません」にチェックを入れたら、「同意してアカウントを作成」をクリック。
- 認証の実施
最後にSMSで認証を行います。SMSを受信できる携帯電話番号を入力し、SMSに届いたコードを登録します。
- 支払いプランを確認
支払いプランを確認し、「次へ」をクリック。
- 支払い情報を登録
請求先やクレッジットカード情報を登録します。
クレジットカードはAMEX、VISA、MASTER、JCBが利用できます。入力が完了したら「次へ」をクリックます。これで登録完了です。
※注)Google 経由以外でドメインを取得している場合、試用期間の最初の 9 日以内にドメインの所有権を証明する必要があります。詳しくはこちら。
Google Workspace Essentials から Google Workspace に切り替える方法
Google Workspace Essentials を使ってみたけど、Google Workspace に切り替えたいという場合は下記の手順で手続きを行います。
- 管理者権限でログインした上で、Google のアプリランチャーの「管理」をクリック、もしくはhttps://admin.google.com/u/4/?hl=jaにアクセス。
- 「お支払い」をクリック。
- 「サブスクリプションを追加」をクリック
- 加入したいエディションを選択します。
※この画面では、Enterprise エディションへの切り替えのみ可能です。Business エディションに切り替えたい場合も一旦 Enterprise エディションを選択してください。
- 遷移先で「開始」をクリックしすると、エディションが切り替わります。あとは流れに沿って設定を完了してください。
- Business エディションに切り替えたい場合は、管理→「お支払い」→「サブスクリプションを追加」をクリックします。遷移先に Business エディションの選択画面が表示されるので加入したいエディションを選択してください。あとは流れにそって設定を完了してください。
まとめ
リーズナブルな価格で2TBもの Google ドライブや大人数で参加可能な Google Meet を利用できる Google Workspace Essentials。
テレワークにも最適なソリューションなのでリモートでもスムーズにコラボレーションをしたいという企業には特におすすめのサービスです。