顧客へのメールマーケティングや、イベントの参加者など、複数の人にメールを同時に送信したいときに、1 人 1 人に送るのはとても手間がかかりますよね。
そんなときは、各連絡先に個別にメールが送信できる Gmail のマルチ送信モードを使ってみましょう。
Gmail のマルチ送信モードとは、メール作成画面の宛先欄にユーザーを追加した場合、複数の連絡先に個別にメールが送信できる機能です。
この機能を使うと、すべての受信者を BCC に入れなくても、メールを一括送信できます。さらに、各受信者専用の配信停止リンクがマルチ送信メールに記載されているので、配信を停止した受信者は今後のマルチ送信メールから自動的に除外されます。
マルチ送信は、以下の Google Workspace エディションで使用できます。(PC 版 Gmail のみ)
この機能が表示されない場合は、Google Workspace 管理者にお問い合わせください。
※マルチ送信モードは、無料の Gmail では利用できません。
マルチ送信モードでは、[宛先] に最大 1,500 件、[Cc] または [Bcc] に最大 1 件の宛先を追加できます。
職場・学校等の Google Workspace のアドレスから 1 日に送れる Gmail の 2000 件までの制限があるので、上限に気をつけるようにしましょう。
※無料アカウントの Gmail は 1 日 500 件となります。
マルチ送信モードの実際の使い方を説明します。
※CC または BCC に 1 件までメールアドレスを入れることも可能です。
Google コンタクトを使用して、連絡先リストを作成、管理すると便利です。
マルチ送信モードで送られたメールは、各ユーザーにこのように表示されます。
メールを受信したユーザーは、 「登録解除」 のリンクをクリックすると今後のマルチ送信メールから自動的に除外されます。
マルチ送信モードを使えば、同時に複数のメールを送る際に送信したメールアドレスが他のユーザーに見えてしまうといった事故を防ぐことも可能です。
複数のユーザーにメールを送る機会が多い方は、ぜひマルチ送信モードを活用するようにしましょう。
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