簡単!パソコンでスマホで! Google Meet を開始するための方法とは
公開 2020.08.24

Google Meet を使ってみよう

まずはじめに、そもそも Google Meet とはどのようなツールなのかを説明します。
Google Meet とは
Google Meet とは G Suite と無料の Google ユーザー向けWeb会議サービスです。複数のユーザー同士でWeb通話ができるので、遠隔地にいる人と会議や面談を行ったり、Webセミナーを開いたりと、さまざまな使い方が可能。さらに Google Meet はビデオ通話だけでなくチャットや画面の共有、録画などとといったビジネスに最適な機能も充実しています。
※エディションにより制限あり。スマートフォンからも利用できるので、Google ユーザー同士であれば外出先でも高品質なWeb会議を主催できます。
Google Meet を始めるときに必要なもの

まずはじめに、Google Meet に必要なものをご紹介します。
- パソコン、タブレット、スマホなどの端末(カメラとマイク機能がついたもの)
- Google のアカウント(無料アカウントでも開催可能)
- インターネット環境
これさえあればOKです。
Google Meet のやり方は複数あり!
Google Meet を開始するためのやり方は1つではありません。
- Google カレンダーから設定する
- URLから招待する
- Google Chat から開始する
- Gmail から開始する
- 電話をかけて開始する
といったやり方があります。
パソコンとスマートフォン、それぞれのやり方を説明していきます。
【パソコン編】Google Meet を始める方法

まずはじめに、ビジネスシーンでよく利用される、パソコンを使った Google Meet の開催方法を説明します。
【パソコン】Google カレンダーから設定〜開始する
【Google カレンダーからのWeb会議設定方法】
事前に会議を設定してメンバーを招待する場合は Google カレンダーからの設定が便利です。
- Google カレンダーを開いて、Web会議を行う時間に新しい予定を作成します。
- 予定の詳細ダイアログが開かれたら「Google Meet のビデオ会議を追加」をクリックします。
- 「ゲストを追加」の枠に Google Meet に参加するユーザーの Google アカウント(G Suite または Gmail のメールアドレス)を入力し、「保存」をクリックします。
- 「Google カレンダーのゲストに招待メールを送信しますか?」というメッセージが表示されたら「送信」をクリックします。
招待されたユーザーにはこのようなメールが送られます。また、招待されたユーザーのカレンダーにも、自動的にWeb会議の予定が追加されます。
【Google カレンダーからのWeb会議開始方法】
Google カレンダーからWeb会議を設定した場合は、Google カレンダーの予定から会議を始めることができます。
※主催者も参加者も同様のやり方でWeb会議に参加できます。
- Web会議をセッティングした予定を開き、「Google Meet を開始する」をクリックします。
- Google Meet の画面が立ち上がるので「今すぐ参加」をクリックして会議を開始しましょう。
【パソコン】URLから招待して開催する
チャットなどを使って簡単にWeb会議に招待したいときは、URLから招待することもできます。
URLは下記の2つの方法からコピーすることが可能です。
- 【その1.Google カレンダーからURLをコピーする】
- 【その2.即席で作成した会議のURLをコピーする】
それぞれのやり方を見ていきましょう。
【その1.Google カレンダーからURLをコピーする】
- Google カレンダーを開いて、Web会議を行う時間に新しい予定を作成します。
- 予定の詳細ダイアログが開かれたら「Google Meet のビデオ会議を追加」をクリックします。
- 「Google Meet を開始する」ボタンの下に表示されたURLをコピーする。
このURLを参加メンバーにチャットなどで共有します。参加者はこのURLから、Web会議にアクセスすることができます。
【その2.即席で作成した会議のURLをコピーする】
あらかじめ Google カレンダーでセッティングを行わなくても、即席で会議を作成してそこからURLをコピーすることも可能です。
- G Suite または Google アカウントにログインしたらhttps://meet.google.com/にアクセスして、「ミーティングに参加または開始」をクリック。
- 新規でミーティングを始める場合、空白のまま「続行」をクリック。
- Meet の画面が開きます。「会議の準備完了」という文字の下に会議に参加するためのURLが表示されているのでそれをコピーします。
このURLを参加者にチャットなどで共有します。参加者はこのURLから、Web会議にアクセスすることができます。
【パソコン】電話番号を教えて開催する
相手がスマホから会議に参加する場合は、電話番号とPINナンバーを教えて参加してもらうことも可能です。
- G Suite または Google アカウントにログインしたらhttps://meet.google.com/にアクセスして、「ミーティングに参加または開始」をクリック。
- 新規でミーティングを始める場合、空白のまま「続行」をクリック。
- Meet の画面が開きます。電話番号とPINナンバーを参加者にチャットなどで共有します。
参加者はスマートフォンからこのナンバーをダイアルし、アナウンス(英語)に従ってPINナンバーを入力すればそのまま Meet に参加できます。
※電話番号から参加する場合は、音声通話のみが可能です。
【パソコン】Google Chat から開始する
G Suite アプリの一つ、Google Chat では、チャットで話している相手と即席でWeb会議を始めることができます。
※Google Chat は G Suite ユーザーのみが利用できるサービスです。
- Googe Chat を開く
- 左側のメニューからMeetを主催したいチャットの相手(個人またはグループ)を選択する。(該当するユーザーまたはグループが表示されていない場合は検索する)
- トーク画面が表示されたら、右下の Google Meet アイコンをクリックする。
- トーク画面に「ビデオ会議に参加」と表示されるので、お互いにそこをクリックすればWeb会議が開始されます。
【パソコン】Gmail から開始する
2020年のアップデートで、Gmailからダイレクトに Google Meet を始められるようになりました。
- 左メニューから「会議を開始」をクリック。
- Meet が立ち上がるので、記載のURLまたは電話番号を相手に伝え会議を開始します。
【スマホ/タブレット編】Google Meet を始める方法
次に、スマホまたはタブレットから Google Meet を主催する方法を紹介します。スマホやタブレットで Google Meet を行う場合はアプリをダウンロードしておきましょう。
【スマホ/タブレット】Google カレンダーアプリから設定〜開始する

【Google カレンダーアプリからのWeb会議設定方法】
Google カレンダーアプリから会議を設定する方法を説明します。
- Google カレンダーアプリをダウンロードしていない場合は下記よりダウンロードしてください。
- 右下の+アイコンをタップして予定を作成していきます。
- 予定の詳細を開いて「ゲストの追加」に招待するユーザーの Google アカウント(G Suite または Gmail のメールアドレス)を入力する。
- 「ビデオ会議を追加」をタップし、「保存」をタップする。
招待されたユーザーにはこのようなメールが送られます。また、招待されたユーザーのカレンダーにも、自動的にWeb会議の予定が追加されます。
【Google カレンダーアプリからのWeb会議開始方法】
Google カレンダーアプリからWeb会議を設定した場合は、Google カレンダーアプリの予定から会議を始めることができます。
※主催者も参加者も同様のやり方でWeb会議に参加できます。
- Google カレンダーアプリからWeb会議をセッティングした予定を開き、「Google Meet に参加する」をタップします。
- Google Meet のアプリが立ち上がるので「参加」をタップしてWeb会議を開始します。
【スマホ/タブレット】URLから招待して開催する
スマホやタブレットのアプリからでも、URLで招待することができます。
URLは下記の2つの方法からコピーすることが可能です。
- 【その1.Google カレンダーアプリからURLをコピーする】
- 【その2.Google Meet アプリから即席で招待する】
それぞれのやり方を見ていきましょう。
【その1.Google カレンダーアプリからURLをコピーする】
- 右下の+アイコンをタップして会議の予定を作成していきます。
- 予定の詳細を開いて「ゲストの追加」に招待するユーザーの Google アカウント(G Suite または Gmail のメールアドレス)を入力する。
- 「ビデオ会議を追加」をタップし、「保存」をタップする
- Web会議を設定した予定をタップして、「Google Meet に参加する」という文字の下に記載されたURLをコピーする。
このURLを参加メンバーに共有します。参加者はこのURLからWeb会議にアクセスすることができます。
【その2.Google Meet アプリから即席で招待する】
あらかじめ Google カレンダーアプリでセッティングを行わなくても、Google Meet アプリで即席で会議を作成してそこからURLをコピーすることも可能です。
- Google Meet アプリを開き「新しい会議」をタップ
- 「招待時に共有する情報」というダイアログが表示されるので「参加に必要な情報を共有」をタップ。
※ダイアログを閉じた後でも、(i)メニューから参加に必要な情報をコピーできます。
このURLを参加者にチャットなどで共有します。参加者はこのURLにから、Web会議にアクセスすることができます。
【スマホ/タブレット】電話番号を教えて開催する
スマホからでも、電話番号とPINナンバーを教えて他のユーザーに参加してもらうことも可能です。
- Google Meet アプリを開き「新しい会議」をタップ
- 「招待時に共有する情報」というダイアログが表示されるので「参加に必要な情報を共有」をタップ。電話番号とPINナンバーを参加者にチャットなどで共有します。
※ダイアログを閉じた後でも、(i)メニューから参加に必要な情報をコピーできます。
- 参加者はスマートフォンからこのナンバーをダイアルし、アナウンス(英語)に従ってPINナンバーを入力すればそのまま Meet に参加できます。
※電話番号から参加する場合は、音声通話のみが可能です。
【スマホ/タブレット】Google Chat アプリから開始する
Google Chat アプリを使って、チャットで話している相手と即席でWeb会議を始めることができます。
※Google Chat は G Suite ユーザーのみが利用できるサービスです。
- Google Chat アプリをダウンロードしていない場合は下記よりダウンロードしてください。
- Googe Chat アプリを開く
- Meet を主催したいチャットの相手(個人またはグループ)を選択する。(該当するユーザーまたはグループが表示されていない場合は「新しいチャット」から検索する)
- トーク画面が表示されたら、下の Google Meet アイコンをクリックする。
- トーク画面に「ビデオ会議に参加」と表示されるので、お互いにそこをクリックすればWeb会議が開始されます。
【スマホ/タブレット】Gmail アプリから開始する
2020年のアップデートで、Gmail アプリからダイレクトに Google Meet を始められるようになりました。
- Gmail アプリをダウンロードしていない場合は下記よりダウンロードしてください。
- Gmai アプリを開く。
- 下のメニューから Meet のアイコンをタップ。
- Meet アプリが立ち上がるので、「新しい会議」をタップします。
- そのまま会議を始める場合は、「即席の会議を開始」をタップします。
- 「この会議のリンクを会議に招待するユーザーと共有してください」というメッセージが表示されるので、その下のURLを会議に参加するユーザーにチャットなどで共有します。
参加者はこのURLから、Web会議にアクセスすることができます。
まとめ
Google Meet は気軽な1対1の雑談から大人数の会議まで幅広く活用できるオンラインツールです。
かなり多種多様な設定方法があるので、その時の状況にあわせて、最適なやり方を選んでみてくださいね。